ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

映画クレヨンしんちゃん 襲来!宇宙人シリリ(2017)

 野原家に墜落したUFOから出てきた宇宙人のシリリの「バブバブビーム」によって、ひろしとみさえが子どもにされてしまった。シリリの事情を知ったしんのすけたちは、ひろしたちを元に戻してもらうべく、種子島にいるというシリリの父のもとを目指す。
 シリーズを貫く「家族の絆」は、たとえひろしとみさえが子どもになってしまっても健在。おそらく小学校低学年ぐらいまで縮んでいるのに、必死で家族を守ろうとする姿はぐっとくる。なお、声が森川智之に代わって初の映画なので、声の違和感を減らすために子どもにしたのかな?などと邪推するが、テレビシリーズではそこそこやってるから、そんなことはないか。
 クレヨンしんちゃんってどんな話に振ろうとも、しんのすけのキャラをブレさせず、野原家の絆さえ守っておけば成立するので、突っ込むところがあんまりないよね。毎回、80点は楽しませてくれて文句ないです。今回はしんちゃんの「オラ、忘れたことも忘れちゃうタイプ」ってのが気に入ったのと、なにかと「ホラー映画なら……」でマサオくんを泣かせるネネちゃんが好き。そして、わかっていてもそれで泣かされるマサオくんもだ。
 シリリは沢城みゆきで、ゲストはシリリ父が宮迫博之、シリリ父の配下に蛍原徹。宮迫は声の仕事はかなり上手い部類で、もはや言われないと気付かないレベル。志田未来も出てるけど、番組内ドラマでの出演。