ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#04 リアルな現実 虚構の現実

 滝沢はセレソン携帯の利用履歴から、セレソンNo.5の病院長・火浦のもとを訪れる。火浦は100億を使って高齢者の医療を改善し、さらにその身内の雇用を促進するという体制を確立していた。火浦からセレソンが何なのか説明を受け、自分がセレソンNo.9らしいと知る滝沢。肝心な部分は「あれほど積極的だったNo.9が記憶を消してやり直しているのだから」と教えてもらえず、病院を後にする滝沢だったが、その背後で火浦はセレソンのサポーターによって消されていた。
 ジュイスも教えてくれないセレソンシステムについて、火浦の説明はわかりやすくて助かった。100億は自由に使っていいが現金化は不可能、セレソンは全部で12人おりそれぞれに100億を投じて"ノブレス・オブリージュ"を果たすのが目的。セレソンを選んだのはMr.OUTSIDEと呼ばれる人物で、セレソンの中には一人だけ義務を果たさないセレソンを消すサポーターが混じっているが、それはMr.OUTSIDEにしか分からない。
 失われた滝沢の記憶がちょっとだけ埋められたのに、むしろ謎は深まった気がする。