ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜

 特に評判を耳にすることもなかったので、いいのやら悪いのやらワクワクしながら見たけれど、新旧どちらにもそれなりのよさはあったなぁという印象でした。タレント起用についても、できれば声優を使って欲しいけれど目立たない程度の演技力なら文句はない。だから、相武紗季や全く目立たなかったつぶやきシロー、メジューサ役の時の久本雅美には文句はないけれど、美夜子母になった時はさすがに外見と声のギャップが大きかった。
 ストーリーは、魔界に行くまでの比重が大きくなっていて、日常に迫り来る終末の雰囲気なんてのはよく出ていたけれど、個人的に好きだった魔界での冒険シーンが大幅に減っていたのは残念だった。あの部分は多少冗長的だから削られたんだろうなぁ。
 そういえば、夕食時の地震のび太をかばうように抱きしめていたり、もしもボックスを粗大ゴミに出した後のび太の枕カバーをつけかえていたり、ママの描写が妙に丁寧だった。代わりに、前作では科学と魔法について大いに語ってくれた出木杉くんの出番がばっさりカット(野球のシーンにはいた)になるなど、大長編での不遇っぷりに拍車がかかっていた。
 CMが入るのはTV放送だから仕方がない(CM入りがそこかよ!という箇所はなんとかして欲しかった)が、曲後半カット(EDとスタッフロール部分をカットした?)はいかんよな。