ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#08 生きるために大切なこと

 仮リーダー・メノリは十分頑張っていたと思う。しかし、初期の生存を賭けた時ならばあの厳しい態度は気持ちを引き締めるのに役立つのだが、それを過ぎていかに生きていくべきかという状況になると過度な締め付けがメンバーの反感を買うのだなぁ。そして、人望でまとめるルナにリーダーの座が禅譲された。メノリとハワードはまぁ仕方ないかという感じの同意ではあったが、「過半数が賛成しているのならそれに従う」というのは潔いぞメノリ。
全員シャトル内待機しているところで外へ出ようとするカオルを抑えきれなかったのがメノリの限界だったわな。
 さて、トビハネが食べられてしまったわけだが、捕まえるまでの過程がよく描けてると思った。前日までに食物がほとんど取れていないという事実があり、ベルはトビハネ狩りのための罠を仕掛ける。それを見つけたシャアラ、翌日ルナと共に頑張って果実を集める。カオルとシンゴは釣りへ(釣果は多分ゼロだったんだろう)、そしてハワードとメノリはトビハネを追って罠に落とす。落としたトビハネをさばいたのはどうやらベルらしいが、ルナも覚悟は決めていたようで、この二人の生存能力の高さがうかがえる。何かの命を奪わなければ我々の命は維持できないのだよ、シャアラ*1

*1:このへんは鋼の錬金術師で、幼エルリック兄弟が島で一月暮らした時の話を思い出した