大地主ラージャに仕える使用人のムトゥは、ラージャとともに訪れた芝居小屋で女優のランガナーヤキと知り合う。はじめはお互いに印象の悪かった2人だが、ランガはだんだんとムトゥに惹かれていき、やがてムトゥもランガのことが気に入る。しかし、ラージャもまたランガのことを気に入っており、誤解からランガが自分の求婚を受け入れたものだと思い込んでしまい、ムトゥがランガを奪おうとしていると考えて追い出してしまう。
日本で「インド映画」の代名詞ともいえるほどヒットした作品の4K&5.1chデジタルリマスター版。インドで1995年公開、日本では1998年公開なので、「公開20周年記念」でもあるらしい。元フィルムが褪色していたのか、シーンによっては1998年公開時よりも劣化しているのではないかと思うような部分もあったが、色鮮やかに蘇った部分も多い。ストーリーはややダラダラしている部分が長くて、歌も1曲5分近いものをフルで入れてくるが、まぁそこはラジニカーントの迫力とミーナの美貌でカバーしているということで。実際、ミーナはほどよくふっくらしていて抜群のスタイルをしている上にメイク映えのする顔で、画面内にいるだけで華やか。つよい。
荒野のコトブキ飛行隊 #01 月夜の用心棒(先行上映)
東京・名古屋・大阪と3都市で行われた先行上映イベント、席が取れたので見てきました。内容については1カ月もすれば見られるので細かいところには触れないでおくとして……水島監督が戦闘機モノをやることになったのは、直接的には「SHIROBAKO」の作中作として「第三飛行少女隊」が出てきたことがきっかけということになるか。これの直後に「次はレシプロ戦闘機ものをやりたいです!」とツイートしている。ここから3年半なので、実際はすでに企画書は出していて、SHIROBAKO作中に第三飛行少女隊が出てきたのは、その試験みたいな部分があったのかもしれないが。
@yosizo 次はレシプロ戦闘機ものをやりたいです!
— 水島努 (@tsuki_akari) 2015年6月22日
ともかく、やりたいという作品だけあって、監督がノリノリで作ったことが感じられる痛快な空アニメの完成であった。戦車であれだけこだわれたのだから、戦闘機だって、ということなのか、とにかく音がいい。ハ25(エンジン)の音を再現しているかどうかまではさすがに聞き分ける耳はないのだが、少なくとも、記録映像などで今でも聞くことのできる、第二次世界大戦当時の数々の戦闘機のエンジン音に寄せているし、射撃音の重さもまたいい。そこいらの音響素材を当てはめたのではなく、確実に、できる限りの範囲でやれる音を持ってきていると思う。
キャストの方々の話から、すでにこの先行上映会時点で、残すは最終話のアフレコのみというところまで制作も進んでいるようで、かの戦車アニメ最終章のような泥縄になることもなさそうで安心。……いや、あれはかの戦車アニメの制作にいろいろ問題があるんだと思うけれど……。
ツルネ ―風舞高校弓道部― #08 矢を向けて
射場変更で桐先の隣になった風舞。一回戦は意識しすぎてボロボロになるが、反省を生かして二回戦は立て直す。
湊の射が日陰から日向に出て、湊にも日が当たるオーソドックス演出で当たる前から命中がわかるわけだが、こういうのでいいんす。すき。
ツルネ ―風舞高校弓道部― #07 再、会
県大会予選。スポーツものに嫌味なライバルってのはつきものだが、桐先の菅原兄弟はウザすぎてヤベーな。3年2年とモメるのは校内の話だからあれだが、他校生徒に絡んでいくのはやなやーつ。
ツルネ ―風舞高校弓道部― #06 弓引く理由
弓道強豪校、桐先。湊と対になるのは静弥ではなく愁なのか、みたいなところで。
アイカツフレンズ! #33 ドッカ~ン★冒険カザン島!
カレン島の火山が噴火し、溶岩の代わりにクリームが噴き出す。タイムリミットまでに「幸せの証」を見つけ出すため、あいね、みおたちは島中を駆け回ることになる。
今回の試練の数々はおとぎ話ベース。早く「幸せの証」を見つけないといけないけれど、途中で出会う友達たちが苦労していたら手伝わずにはいられないPure Paletteの2人。ベタだけど、そういうの、ええでー。
ツルネ ―風舞高校弓道部― #05 矢の使いで
模擬試合で負けて「下僕」になったので、合宿でまったく弓を引かせてもらえない男子チーム。しかし、合宿の中での出来事を経て仲を深めていく。
BBQのシーンでも海斗はツンツンしてるというか偉そうな物言いは変わってないのだが、湊に突っかかってるわけじゃなく、よきと思ってやってる。いい……。
ツルネ ―風舞高校弓道部― #04 合わない筈
旧知の滝川がコーチに来て張り切る海斗。滝川は一計として模擬試合と「合宿」を企画する。
模擬試合の内容は男子チームが七緒2/4、遼平0/4、湊0/4、静弥4/4、海斗1/4。女子混成チームが妹尾3/4、白菊2/4、花沢0/4、森岡先生4/4、滝川4/4。七緒がツッコんでたけど、海斗くん未成熟ですのう。いやー、スポ根スポ根。
チャーチル ノルマンディーの決断(Churchill、2017)
第一次世界大戦時、ガリポリの上陸作戦に携わり多くの若い兵士を死なせてしまったチャーチルは、連合軍によるパリの解放作戦に向けて行われる上陸作戦が、若い命を無駄に散らせる作戦にしか思えず、アイゼンハワーやモントゴメリーらを前に異を唱える。
チェンバレン辞任後、首相になったチャーチルがダンケルク撤退を決めるまでを描いた「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」と同年公開なのは狙ったのか何なのか。あちらのチャーチルはゲイリー・オールドマン、こちらのチャーチルはブライアン・コックス。
とにかく上陸作戦はチャーチルのトラウマらしく、ノルマンディーへの上陸作戦実施をやめさせようとしたり、するなら自分とジョージ6世に出て兵士らを鼓舞するとか言いだしてアイゼンハワーやモントゴメリーらの足を引っ張る。この姿と、家でブチキレて奥さんにストレス与える姿が9割。とても「ヒトラーから世界を救った男」で描かれたのと同一人物とは思えない。もし比較対象がない状態で見たのなら話は別なのだが、「俺だってこういう役をやれるんだよ!」と全身全霊込めてきたゲイリー・オールドマンのあとでコレだと、「なにが面白いねん」と。
K SEVEN STORIES Episode5「メモリー・オブ・レッド BURN」(2018)
アンナが11歳の誕生日を迎えるという前日、吠舞羅のメンバーは十束多々良を中心にアンナへのサプライズ演出を考えていた。しかし、第七王権者・無色の王が、すべての王の力を手に入れるべく動き始めていた。
時間軸は「K」本編の直前。多々良との別れはすでに確定しているわけで、悲劇に向けてまっしぐらで、こう、楽しい雰囲気にどこまで乗ったものかと悩むところ。映画館では多々良が最後の夜に吠舞羅を後にするあたりからすすり泣く声が漏れたが、さもありなん……。そして、あの多々良との別れの後だと考えると、そりゃ美咲たちがシロにブチギレしてきても何の不思議もないですわ。
アンナへの誕生日プレゼントにクマのぬいぐるみを、と考えた尊と宗像が遭遇したが、結局買わずじまい。宗像は買ったのかなあ。
ツルネ ―風舞高校弓道部― #02 矢も楯も堪らず
湊の気持ちに一区切りのエピソード。浅沼晋太郎@滝川、渋すぎへん?