@テアトル梅田 シアター2
ロマン・カチャーノフ監督による人形アニメーションで、「こねこのミーシャ」「ミトン」「迷子のブヌーチカ」「レター」の4本立て。ミーシャとブヌーチカは日本初公開。
ミーシャには多少セリフがあるので字幕が入るけれど、そのほか3本はいずれもサイレント。何となく雰囲気で話は分かるので困らない。「思わずぎゅっと抱きしめたくなる珠玉の4本」というコピーはまさにその通りで、ミーシャとミトンはストレートに小動物の可愛さだけれど、ブヌーチカに出てくるいずれも憎めないキャラクターとか、雰囲気と音楽がとても心地よい。ただ、短編上映だから「あ、終わったのか」という感じで、映画の世界から現実にブツッと放り出される感じがあって、何か余韻のあるエンディングとかつけてくれたら嬉しかったです。