＠TOHOシネマズ梅田 シアター8 3D吹替版
謎のウイルス感染によるゾンビ被害が拡大しつつある世界で、元国連調査員がその原因を求めてアメリカから韓国、イスラエル、そしてウェールズへ。
パンフレットには「ゾンビ映画にはよくある感染者が噛みついて被害者を増やしていく様子はそんなに描かれない」とあって、その点の流血表現は確かに少ない方だったが、ゾンビ自体はわりとじっくり描かれていて、十分ですって。
主人公が原因を探りに行かなければ被害拡大は食い止められなかったかもしれないが、主人公が行く先々で被害が拡大していて、まるで疫病神状態なのはどうよ。「またかよ！ワハハ」と笑っておこう。この世界のゾンビは弱点が少なすぎて、ちょっと対処が困難すぎる。それだけに、CMでも使われていたわらわらと壁によじ登っていくシーンはまさに絶望で(そうなった原因を知ると「ばっかやろう！」って軽く笑えるけど)、全力ダッシュしてくるゾンビモノとしては楽しかった。要するに、ゾンビの出てくるアクションギャグ映画です。ジャッキー・チェンがやればよかったんじゃないですか。
