ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#12 今年もまた暮れてった<終>

 当然ながらたまこの返事は「ごめんなさい」だが、そもそもたまこはお妃候補ではなかったのでした。めでたい。結局、真のお后様候補は不明なわけですが、「ほくろ」がポイントなのだとしたら、首輪の下を気にするチョイが……。
 最後まで山らしい山もなかった「たまこまーけっと」、いつごろ企画が立ち上がったのかちょっとわからないけれど、2009年に「空を見上げる少女の瞳に映る世界」を作った前後から「やっぱり自社オリジナル作品は作らないといけない」という思いがあったのではないかという気がしている。2009年〜2010年には「けいおん!」「けいおん!!」の大ヒットがあったので、そのスタッフが作るということであればゴーサインが出るだろう。最初から「つまらない作品を作ろう」なんて思ってやってる人はいないわけで、作画の熱だとか、公式サイトで毎週直筆メッセージがあったりとか、意気込みは伝わってきたんだけれも、「けいおん!」のヒットが逆に大きな足枷になってしまったのではなかろうか。「けいおん!」で増えたファンの大部分は「京都アニメーションのファン」「山田尚子のファン」ではなく「京アニが作ったけいおん!のファン」であって、その他のオリジナルを見たいわけではなかったというか……第2のけいおん!を期待されすぎた節が。