@なんばパークスシネマ シアター10
見るための前提知識:この映画が「マクロス7」BD-BOXの宣伝映画であるという理解と、それでも許せる包容力。7の新作カットがなくても泣かない、Fのヒロインたちが活躍しなくても泣かない、アルトくんが一瞬たりとも出てこなくても泣かない。
劇場でも上映終了直後から隣の女性2人組が「わっけわからんかった」「7知らんと置いてけぼり」と笑い飛ばしていたり、それ以外にも「わけわからん」「何がしたかったのか」という感想がちらほら聞こえてきて、まぁそうなるわなと。そりゃ、マクロス7のMADムービーをFの新作パートで繋いだようなシロモノですから。でも、マクロス7のファンとしては、劇場の大画面でもう一度7を見られて、バサラが、ミレーヌが、ギギルが、シビルが、そしてゲペルニッチが歌っているのを見られて大満足です。個人的にはFパートがいらないとすら感じたぐらいで……ないとFからの新しいファンを取り込めないでしょうけども、7のミュージックビデオでもたぶん喜んで見に来たと思う。それぐらいに熱気バサラ(福山芳樹)の歌はサイコーなんです。
Fヒロインズ(ランカ、シェリル)の出番や歌が聞きたければ、劇場版マクロスFへどうぞ。