ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

化物語 #12 つばさキャット 其ノ貮

 暦はひたぎとの初デートに臨む。喜び勇んで戦場ヶ原家へ飛んでゆく暦だったが、なぜかそのデートはひたぎの父親同伴だった。駐車場に着くとひたぎは姿を消し、暦はひたぎ父と二人っきりになる。そこで、仕事人間でひたぎのことを顧みられなかったという父から、暦はひたぎのことを任される。ひたぎと暦は山中を歩き、満天の星空の元にたどり着く。
 車中ではまるで暦の反応を面白がるかのようなひたぎだったが、その想いはすごく切なく細いもので、暦が思っている以上にひたぎは暦を必要としてるんだなぁと。これ、「つばさキャット其ノ貳」を名乗りながらも、その実、「ひたぎクラブ其ノ参」じゃないか。つばさキャットは!?
 「白齣」「黒齣」「赤齣」をはじめとする文字演出は、その多くは特別には意味を持たない(読み飛ばしたからといって本編の理解に支障はない)ので、だからこそ情報量に厚みが出て快感を得られる……のか。そのあたりは以下の記事がいいところ突いてるのではないかと。偽物語#05感想からもリンクしてるけど。
のほほんダイアリー : 「化物語」は何故売れたのか?―情報量という観点から― - livedoor Blog(ブログ)