ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#26 終幕の鎮魂歌(レクイエム)<終>

 白兵戦を挑んできただけはあるザーリッシュの強さ、捕縛しようとした反タイタニア勢力の兵士たちをちぎっては投げちぎっては投げの大活躍。しかし、どれだけ強かろうと多勢に無勢と言うよ。しかし、これだけの失点、仮にザーリッシュが生き残ったとしても無事に天の城に残れたかどうかってレベルだからな…戦いの中で死ねたのはザーリッシュにとって幸せなのかもしれん。アジュマーンも、ザーリッシュがこういう結末を迎えることぐらい想定していただろうね。
 タイタニアとの戦いはまだ始まったばかり。これから難敵のイドリスが残っているというところなのにおしまいか。

総評

 田中芳樹らしい英雄たちの物語。艦隊戦云々よりも見せたかったであろう天の城での藩王と四公爵の駆け引きは、リディアやヒューリックという外の要素も交えながら楽しめた。一方で、艦隊戦はどうしてもタイタニアが圧倒的な兵力で押すスタイルになり同じような絵面ばかりで、単調な印象だった。