ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

総括

 ぶっ飛んだ戦術(「心臓抜き」とか「あおり返し」とか…)、感情移入しにくい主人公、ガチホモ神聖皇帝、ぱっとしない戦闘(ずらっと並んだコピペ戦艦群)、常につきまとった低調な作画。根幹となるストーリーも最初はクレオvsヴェッティで固まっていたのに、黒十字の向こうへ行くための巨大戦艦の話が少し唐突だった感もあり、この作品が苦戦したのは理解できる。あと1クールか2クール放送することはいくらこの作品を好んで見ていた私でも無謀だと思うので、打ち切りは止むなしだろう。しかし、どこか憎めない作品であった。
 個人的に、ラルフの扱いが惜しい。レイチェルの嫉妬をかき立てるキャラになったのは面白かったのだが、ヴェッティがあれほどあっさりラルフを忘れてしまうとは。最終話に回想もなく、もちろんラルフが幸せになる終局が訪れる可能性は低かったにせよ、ヴェッティだけはラルフを忘れないで欲しかったな。って私はヴェッティ×ラルフ推進派ではないよ。
 木曜夜を飾るネタアニメだった、ということになってしまうかな。色々楽しめたのは事実です。