ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#25 ホン・トノ・マホウ<終>

 「ネギま!?」ではネギとの全員パクティオがあったが、こちらではネギ相手ではなく明日菜が全員パクティオ。しかもごまかし一切ナシ、ガチキスじゃないですか。いくら逆光照明あててもやってるものはやってるんだから隠しても仕方がないだろうよ。
 「魔法先生ネギま!」→「ネギま!?」と来たネギまの系譜を見事に受け継いだ*1作品、すなわち今後黒歴史と呼ばれるであろう作品になってしまった。若手のタレント・女優を使っているわけだし、深夜特撮などとレベルは変わらないだろうとたかをくくっていたので演技自体はこんなもんだろうと、むしろ後半はちょっとは上達してたんじゃないかと思うぐらいのもの。ここには文句なし。
 ただ、「ネギま!?」と同じくストーリーが迷走、同じような展開でオチたのはあちらもいい出来だったとは言えないだけに残念。はしょれない明日菜ー木乃香ー刹那、エヴァ茶々丸、のどかー夕映、朝倉ーさよといったラインのエピソードはしっかり話数使って、そうじゃないエピソードは軽くやれば何とかなるんじゃないのかなぁと思うのだが。さんぽ部は独立エピソード1つ+出番も多かったが、結局本筋とは関係なかったわけだし。
 次はコミック付属DVDとして製作が決まっているが、長編ではなかったOVAのクオリティは高かったので、今度もいけるのかも。

*1:OVA除く

#12 その 蒼い海と風の中で…

 OPのあいだに回想という形で藍華のプリマ昇格が描かれてしまった。アリスが1話かけて試験を(試験と知らされないまま)じっくりやったのに比べるとずいぶんあっさりだけれど、藍華の実力なら当然だろうしねえ。
 というわけで今回は灯里の昇格試験。アリスや藍華と同じく、あれだけ経験を積んできたんだから当然といえば当然なんだけれど、今までに出会ってきた人たちや仲間たちが出てくる演出はゆったりとじんわりと心に染みた。
 いよいよシリーズ完結の最終回へ。

#24 剣と道

 珠姫の退部届からの流れを絆で断ち切るいい話なんだが、都は剣道始めたのが高校からなんだから弱いのは当然だろうし、珠姫は自分で気付いたように上は見始めればきりがない。そういえばミヤミヤは未勝利なことを思い出して、ちょうどやめたくなる頃合いというのもあるなぁとは思った。
 外山と岩佐が憎まれ口を叩きながらも部室に現れてちょっとだけキリノを待とうとした時点で退部届の予感はした。きっちり自分のケジメだけはつけにきたのか…現実だと、顧問に強制されて春時点の退部届書かされそうだな。それでも処分は下りそうだが。

#13 そしてピノッキオは人間に<終>

 クリスティアーノ邸での最後の攻防。トリエラとピノッキオの戦いは熾烈を極めたが、この決めの戦いってOPカットと同じっていうのはあまりにももったいなくないかい。一度はリコに確保されたクリスティアーノの身柄はフランコとフランカが奪還したが、アンジェリカの阻止行動で重傷を負ったフランカの運転ミスで車は崖下の海へ。義体なら大丈夫だろうが、普通の人間はアレには耐えられないだろう…。
 第1期との安直な比較は意味がない。ストーリーはいいところを持ってきただけあってこちらが良かったが、演出のテンポがちょっと悪いのが気になった。なんかヘンリエッタよりトリエラの方が活躍してたなぁ。

#12 共生<終>

 学校をも飲み込んだ"彼"を倒し、悠がエイムを選んで告白END。…って、始末はここからが大変だと思うぞ。後日談でしんみりさせるような作品ではないとはいえ、フォローはきっちりやって欲しい。

総括

 パムは可愛かったですね。それ以外にはなんともかんとも…最初のバトルで迫力がなくてつかみに失敗、以後もアクション・作画面では復活することなく、ストーリーも退廃的で救いがなかったなぁ。せっかくのヒロインズがもったいない。