単なる鑑定モノではなくミステリらしい。
しかし、冒頭で黄瀬戸と称した偽者を持ち込んだ男に対して清貴が凄むとき、標準語敬語調から京都弁に転じた途端、聞いてて腰砕け。石川くん、東京出身だから京都弁難しいんだろうけれど、それにしたってイントネーションがったがたで聞いてられん。音響監督仕事しろよ。京大院生でコレって、イキリキャラにしか見えなくなる。
祖父役が小山力也、ライバルキャラが遊佐浩二で、どちらも京都出身だけに、石川くんのできてなさが目立ってしまう。石川界人自体は声優として好きな方なのだが、この役は無理だったのでは……。
銀魂 #354 悪事をはたらきながら善事をはたらくいきもの
「最終シリアス長編」である銀ノ魂篇の後半戦(2クール目)、入りは「池の水全部抜く」パロから。1クール目ラストにカッコつけて出てきた高杉に文句を言う銀時だったが、ここでいよいよ攘夷四天王が手を携えて戦うことに。
#13 響け、ファンファーレ!<終>
さくっと有馬記念でグラスワンダーがスペシャルウィークに勝ったり、スピカのメンバーの戦いぶりが描かれて、BパートはWDT。誰が勝っても不思議のないレースではあるけれど、さすがに横一線にはならんやろ……というのは野暮なツッコミ。同着だったわけではなくスペシャルレースだから全員ライブだったんじゃないかなーとは思うけれど。
最後はそのライブを見ているキタサンブラックを思わせる少女をトレーナーが見つけてEND。
結局、生徒会長であるシンボリルドルフ以前の馬はマルゼンスキー(1974生)がぽつんと登場したほかはミスターシービー(1980生)の名前だけ。昨今のファンにも通用するエピソード持ちの馬を集めるとこうなるってことかもしれないけれど、それにしてもシンザンすら出ないのは残念。昔の馬主だともはや許諾の取りようがないってのはあるのかも。テスコガビーとカブラヤオーとか、TTGとか、ハイセイコーとか、タケシバオーとか、サクラ一族とか、トウメイとテンメイとか……挙げ始めるとキリがないな。
あさがおと加瀬さん。(2018)
プロットとして恋愛漫画の王道を征くものなので、お話にはこれといったツッコミどころはないが、山田と加瀬さんが仲良くなっていくところから描かれる原作とは違い「付き合い始めた高3の春」から始まるので、「あさがお」が特に意味を持たないのがもったいない。
あと、映画で描かれた範囲内では「修学旅行先の大浴場で加瀬さんと一緒に入るのが恥ずかしくなる山田」を除き、加瀬さんが男性であってもそのまま通るようなシチュエーションとお話ばかりで、これももったいない感覚がある。
ま、予告の時点からただのあやねるだったように、本編は「あら^〜」「キマシタワー」の嵐なので、これを今の長さ以上見せられると胸焼けしそうだったから、ちょうどよい切り取り方だと思った。
劇場版 プリパラ&キラッとプリ☆チャン 〜きらきらメモリアルライブ〜
プリティーリズムシリーズ、プリパラシリーズから「キラッとプリ☆チャン」へのバトン渡し映画。内容はかなり突貫で作ったのかな?って感じが漂うものだったが、これまでのプリパラ映画の中では曲間の繋ぎがもっとも丁寧で、メドレーになってる部分もあって、愛はあるなと。
中盤のルート別は「オーロラドリーム」ルート。それぞれプリパラのユニット1つがセット。ひびき様が見たければレインボーライブルートへ。プリパラで完全にスケート要素とか消え去っているので懐かしさが大きいのと、プリパラでライブがどれだけ凄かったのかを再確認させられる。ほんとにSoLaMi Smileって神アイドルだわ……。
#02 セーフハウス
鬼の力を持った安斎とつかさのラブストーリーを軸に、鬼がらみの事件を混ぜていく感じだろうか。血を見ると鬼の理性がよほど強くない限り抑制力が働かないのであれば、そりゃ共存は無理だと思いますが……。