ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

コードギアス 反逆のルルーシュ II 叛道(2018)

 「興道」に続く三部作の第二部。第1期第18話・第19話の一部・第21話〜第25話・R2第1話〜第16話相当。ネクストプロジェクトである「復活のルルーシュ」に向けてのストーリー整理やキャラクター設定変更を「叛道」でいろいろ進める必要があったせいであろうと思うが、「興道」に比べるとごちゃついてしまった印象。面白くないというわけではないけれど、ヘタにテレビシリーズを知っている分、「あっ、そう来たか」と情報更新させられる部分があったのもテンポが悪く思えた一因かも。
 最大の変更点は、シャーリー生存ルートに入ったっぽいところ。第一部で削られたマオのエピソード、第二部に移動したのかと思っていたけれどまたも出てこず、しかも肝心のシャーリーがもうジェレミアのギアスキャンセラーを受けたし、本来はマオのギアスによって明かされるべきスザクとゲンブとの関係は「興道」のときのギアス共鳴ですでにルルーシュが知ったことになっているので、マオが出てくる必要性ゼロだからな……。さらに、ロロは相変わらずルルーシュに認められたい子犬状態ではあるものの、ナナリーに対しての嫉妬的感情は持ち合わせていないので、シャーリーを撃つ展開になると思えない(し、その話に相当する時間軸は通過した)。よって、シャーリーは生き残るのであろう、と。「復活のルルーシュ」をやるからには、ゼロレクイエムを経てもルルーシュは生存しているルートとなるはずだから、ルルーシュの「戻るべき日常」としてシャーリーなのかな。
 中華連邦はかなり扱いが軽くなった。星刻とか、顔は一応見せてるけど活躍ゼロ。
 こうして圧縮すると、マリアンヌが「閃光のマリアンヌ」と呼ばれてナイトメアに乗っていたことがあり只者ではなかったのがよくわかる。
 残りはR2後半戦をまとめた「皇道」。あとはおおむね2時間前後でうまくまとまりそうな気はするので、「叛道」ほどしんどいことにはならない気がする。なお、「叛道」OPは「勇侠青春謳」だったが、「皇道」では曲はどうするんだろう。テレビシリーズで使った主題歌はまだ「解読不能」「瞳ノ翼」「O2」「WORLD END」「シアワアセネイロ」「わが蟖たし悪の華」と残っていますが。