ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

ヘイトフル・エイト(The Hateful Eight、2016)

 冬のワイオミングをレッドロックに向かおうとする賞金稼ぎウォーレンは、馬に死なれたことから、通りがかった駅馬車に相乗りする。駅馬車には顔なじみの賞金稼ぎジョン・ルースと、ルースの連れた賞金首デイジー・ドメルグ。さらに、ウォーレンと同様、馬に死なれたというレッドロックの新任保安官マニックスも加わるが、吹雪から逃れる為、馬車は「ミニーの店」で休息を取ることに。しかし、店にはすでに他の駅馬車が来ていて、4人の不気味な男の姿が。
 「痛快ウエスタン&サスペンス」てな感じ。制作途上で脚本が流出して、タランティーノが「もう作るのやめる」なんて言っていたけれど、投げ出されなくてよかったよかった。タランティーノ作品らしい圧倒的な暴力描写、そして容赦なく訪れる死。主人公らしいウォーレンを含めて、誰を信じていいのか分からない緊迫感。予想の裏を行く展開。ラストまで楽しみが続く。やー、エンタメエンタメ。