@109シネマズ箕面IMAX 3D チャールトン・ヘストン主演の「十戒」のリメイク的な部分がありつつ、現実の状況に重ね合わせたかのような場面も多くて、この時期に公開されるのはなんともタイムリーだと感じる。画面はダイナミックで迫力もあるが、この最大の見所はモーゼが海を割るところにあると思っていたので、津波の前の引き潮のおかげで渡れたという形になるとはと驚いた。これはリアリティを追求したリドリー・スコット監督のこだわりなのだそうで、ここも含めてモーゼは超然たる導き手ではなく神との狭間で悩む人として描かれていて、印象がこれまでとは異なる。