ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

009 RE:CYBORG (2012)

 @梅田ブルク7 シアター6。ブルクのシアターは階が上がるほどガッカリ感強くなるなぁ。角度浅いし、スクリーンあまり大きくない……前寄りの座席にすれば良かったと後悔しても時既に遅し。あと、予約時点ではガラガラだったのに行ってみると人が多くて(それは興行的には素敵だなって)、前の席に人が来て頭が……っていうのが、辛いです。
 でも、そんな気持ちを吹っ飛ばしてくれる、現時点では下半期最高のアニメ映画だったと言える。3D上映2000円という価格設定も気にならないレベル。「3Dだ2Dだとわめくな、そんなもの気にせずにこうやって作ればいいんだ」って感じ。どこか印象が攻殻機動隊に重なるのは、企画段階では押井守が監督する予定だったところにも原因はあるが、そこから押井テイストを排除せずにうまく商業ベースに持っていくところが神山健治監督のうまいところ。攻殻機動隊SACみたいなもんか。パンフレットでもシリーズ化を臭わせるコメントがあるけど、コレ、たぶん大きくなりすぎた攻殻機動隊に代わって進めていくつもりアリアリだと思った。だからこそ、あのラストで「ですよねー」って言わされるわけだが。