ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

放課後ミッドナイターズ (2012)

 @梅田ブルク7 シアター5
 予告編が楽しげだったので行くことを決めていたが、機会を逃して(8月25日公開)ずるずるとこの時期に。この日を逃すとブルクでのレイトショーが終わって朝1回上映に変わるというギリギリのタイミング。
 人体模型キュンストレーキを演じた山寺宏一が上手すぎて一人舞台かよ!とツッコみたいが、それに負けないキュンの相棒、骨格標本ゴス(声:田口浩正)の博多弁、そして、「夜の学校」というホラーっぽいシチュエーションを怖く感じさせないキャーキャー騒がしい3人娘(戸松遥雨蘭咲木子寿美菜子)で、とにかく掛け合いが楽しいエンタメ映画。そこにイタリアンマフィア気取りのウサギ(屋良有作大塚芳忠黒田勇樹)も加わってくるが、みんなキャラが立っている。
 翌日には理科室が解体されてキュンとゴスは廃棄処分となるので、朝までにカタをつけたいのにどんどん時間が……という強制スクロール感と、序盤でわかりやすく張ってあった伏線が回収されたときの安心感と、その伏線で隠されていたもう1つの伏線からの「ああー!?」という驚きはカタルシス。気持ちいい!たぶん2回目には「なるほど!」といろいろ納得して楽しめる作り。