＠大阪ステーションシティシネマ スクリーン11
「宇宙の戦士」の映像化作品「スターシップ・トゥルーパーズ」の最新作にあたるCGアニメ。時系列でいうと1→2→3→インベイジョンと繋がっていて、本作は3のさらに後の時代。「伝説の英雄」ジョニー・リコは地球防衛の要となる基地の司令になっていて、カールは超能力担当大臣に、カルメンはJAW号の艦長に。人類とバグとの泥沼の戦争には終わりが見えず、いまだに機動歩兵が生身でバグに戦いを挑んでいるという世界。
「スターシップ・トゥルーパーズ」らしい絶望的な戦闘は健在で、名前を覚える間もなく仲間たちがバグに蹴散らされていく。今回はカールが作戦で捕らえた女王バグに逆に利用されて思考を読まれ船も乗っ取られて、バグ満載のままワームホール経由で地球にやって来るという最大の危機を迎える。なんとか被害を最小限に防ぐために戦う機動歩兵たちの姿は頼もしい。
普通のアニメーションだと軽くなりすぎる、実写だと予算が潤沢でなければ映像的にしんどいという本作こそ、CGアニメーションにぴったり適しているのかも。
