妖怪の襲撃でセキュリティシステムが作動した妖館では、それぞれの部屋で結界が発動。凜々蝶は双熾とともに一晩を過ごすことに。
ただでさえ空気を持たせるということが苦手な凜々蝶が、特に意識している相手である双熾と二人っきりで過ごす時間の、なんとも息苦しそうなこと。息苦しいというか、本当は双熾に色々言いたいことがあるのに、素直に言えない凜々蝶様がもどかしい。ふだんは天然ブラックなところものぞかせる双熾だけれど、凜々蝶に対する忠誠は間違いなく本物。御狐神くんが家事やってくれたら安心できるなあ……。
結界内はごはんがいくらでも出てくるカルタにとってのパラダイス。でも、渡狸のピンチにはすぐにかけつける。そこは逆でないといけないのに。