アメリカではクローゼットの向こうにお化けが潜んでいるという。そのクローゼットの扉の向こうには本当にモンスターたちが暮らす世界があり、モンスターズ・インクでは子どもたちの悲鳴を世界のエネルギーとしてまかなっていた。会社のNo.1怖がらせ屋であるサリーはある日、有害な存在だと信じられている人間の少女ブーになつかれてしまう。人間を有害(触ると死んでしまうレベル)だと考えているサリーと、サリーの相棒マイクは最初は怖がるが、やがてブーに情が移り、元の世界に帰してあげようとする。
テレビ初放送がテレビ東京系列とは、これまでのディズニーつながりが強烈だったのか。放送は字幕版ではなく吹替版、No.1怖がらせ屋ながら気のいいサリーをホンジャマカの石塚英彦が、ちょっとお調子者のマイクを爆笑問題の田中裕二が演じていたが、これはいいキャスティング。ブー役は当時子役(それも3歳とかそんなの)だそうで、それにしてはいかにもなセリフをしゃべっていたけれど、かなり長時間収録したんだろうか。
映像的にももちろん、ストーリーも王道的で見ていて飽きないのがイイなぁ。