世界を終わらせるディケイドの最後の戦いと、Wの前日譚・ビギンズナイト。
Wは第1話で描かれたおやっさんの死の前後が描かれ、翔太郎とフィリップがなぜ仮面ライダーWとして戦っていくことになったのかを描いていた。これが、Wをろくに観ていない自分でも楽しめる出来。特に荘吉を演じた吉川晃司の格好良さはサイコー。ゲスト敵だったダミードーパントもいい味を出していた。
一方、ディケイドは夏の映画(仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー)を劣化させたような内容になってしまっていて非常に残念。昭和ライダーとしてはスーパー1、スカイライダーがただの顔見せで登場したほかは平成ライダーのみが登場で、それも活躍したかというとザコ狩りだけというのは……。死神博士をいかに復活させるかという点で、ガイアメモリを使ってスーパー死神博士として甦らせたのは面白いアイデアだけれど、それってWのネタだしなぁ。あとからテレビ最終話の予告とかチェックすると、映画予告として使っていた30秒に出てくるシーンは1つも出てきていないんだけれど、なんで?完全ウソ予告ってどうなのよ?