ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

エクスマキナ(2007)

 劇場公開時の感想は2007年11月9日分日記
 2138年、オリュンポスでは人間とサイボーグ、バイオロイド(人間の遺伝子から作られた人)が共存していた。特殊部隊ESWAT隊員のデュナンとブリアレオスはいつも通りの任務に当たっていたが、ブリアレオスが大けがをしてしまう。サイボーグである彼はじき復帰することになったが、それまではテレウスという新しいパートナーと組むことになった。話を聞いたときは嫌がったデュナンだが、テレウスの姿はかつてサイボーグになる前のブリアレオスそのものだった。彼はブリアレオスの遺伝子から作られたバイオロイドだったのだ。ちょうど、オリュンポスが各国の軍事衛星を管理下に置くことを決める国際会議が開催されるという大事な時期にサイバーテロがオリュンポスを襲っていた。
 一度見てストーリーを知っているだけに、巨大ラボに突入していくあたりの映像は楽しめたが、やっぱり話はちょいと残念だなぁと感じた。主軸がデュナン、ブリアレオス、テレウスの三角関係にあるから、その裏の政治劇とかが軽いんだな。そちらも厚くやってくれれば…なんだけれど、そんな時間はないか。やれるとしたらテレビシリーズ、それこそ「アップルシードジェネシス」に期待するしかないんだろうけれど、あっちは完全に頓挫してるし。