海辺のペンションでバイトを始めた智春たち。この機会にと智春と奏をくっつけようと画策する杏たちは肝試しを企画し、二人っきりで暮海崎要塞観測所に向かわせる。折しも、この島の周辺に遺跡があることをGDと朱浬がほぼ同時に突き止めていた。智春と奏は朱浬と合流し、遺跡の探索を開始する。しかし、操緒は自分に何かを隠している智春の態度に不満を抱いていた。
操緒は肉体を持たない(すでに死んでいるとも言える)けれど、智春が奏とくっつけられようとする動きには何も感じないものだろうか。今はそれよりも自分に秘密を持っている智春への不満の方が大きいのか。