サクラの羽根を求めて旅する一行はシュトルム国にやってきた。ここでは男たちが「ゾラの雷」という生来の特殊能力を活かして強さを競っていた。優勝者が手にできるという聖なる宝物から羽根のような気配を感じたため、一行は大会に参加することになる。小狼と瓜二つのキーファという青年も、呪いを受けた恋人・シャルメのために出場予定だったがケガのために大会に出られず、大会で優勝した小狼と戦うことにする。しかし、宝物が羽根ではないと知った小狼は宝をキーファに渡し、この世界を後にした。
わざわざ経由する必要のない国ではあったが、キーファとシャルメが幸せになれるならそれでいいか。