マジックの楽しさに目覚めた舞、子供がその姿を見て「魔法使いだ」と言ってくれたのは今一番嬉しい言葉だな。ヤング・マジカラットのうちユキ子と明は渡米してマジックの勉強を、進は洋輔が開くマジックスクールのお手伝いに。そしてマジカラット最後の公演の中、舞に別れを告げないまま帰っていくトポ。大泣きするような展開ではないけれど、舞の成長を噛みしめつつもやはり別れにちょっとしんみり。
その後、ユキ子たちはどうしたのか、そして舞はマジックが上手くなったのか、エピローグが見たかったなぁ。
総評
ぴえろ魔法少女シリーズの中でも傑作と名高いマジカルエミ。マミが1年間限定の魔法だったのに対してエミは期限はなかったけれど、自分で魔法が不要だと気付き手放すという魔法少女らしからぬ終わりを迎えた。でも、前半の内から魔法を主軸に置かないエピソードも多く、#08 海辺のベストキッドで早くも舞のマジックを見たいという少年たちが現れ#14 こてまり台花のステージで単独ステージと成長も着実に描かれていて、3クールをしっかり使い切った感じ。