ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#26 大きな石と少女<終>

 幼い頃のアキユキの目線になったヒルケン、その前にナキアミが姿を現す。胎動窟から放たれた光が闇を払い、結晶化した人々は命を取り戻す。胎動窟の中に残ったナキアミを救うためアキユキはザムドとなり全力を尽くすが、窟の入口は閉まってしまい、アキユキはそのまま結晶化してしまう。そして9年後の尖端島……。
 隻眼になったリュウゾウや元気になったアザミ、無事だった垣巣、ミドリの晴れ姿、立派な大人になったヤンゴ、そして先生になったハルと、9年ぶりに石から人間に戻れたアキユキ。ハッピーエンドを迎えて大団円……なんだけれど、とってつけた感の否めないハッピーエンドだな。
 エウレカセブンナウシカ風味を加えてみたら完成したような作品で、ボンズ(特に南雅彦か)はこのドロドロぐちょぐちょ系統がどうしても作りたいみたいだけれど、映像の凄さのわりに物語が全然ついてきてない印象。