ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦(2017)

 ゲームが現実を侵食するネタでは、ハリウッドでもうちょっと大ネタの「ピクセル」やってるので、直接その敵と戦うのではなく原因と戦いに行く展開になってて差異があったのはよかった。「ゲームの中だから過去のライダーも戦隊も出せるもん!」とすることで、登場するヒーロー数は約100に。ただ、ほとんどは変身後で、顔出しで出てくる人数となるとそこまで多くはない。
松本寛也を八雲の師匠・小津翼としてではなくあえて陣マサトとして出すのは、戦隊に何度も出ているキャストならではだし、
その発想は悪くなかったが、全員顔出しにはできないので3人+電王だけ。龍騎で北岡弁護士をやってた涼平が出てたのだが、老けっぷりにちょっと悲しくなったので、改めて電王の使い勝手の良さ(関俊彦がいればOKで年齢を感じさせない)に感心。前からこのクロスオーバーシリーズはストーリーはぐっちゃぐちゃなので期待してはいけない。

#24 君と叶えた約束<終>

 瑚太朗は「地球救済ハンター」として地球を救ったのでした。めでたしめでたし。
 これは映画館とか、ほかに注意がそれないところで集中してみないとアカンやつやなー。流し見ではストーリー把握もぱっとしないし、見ている範囲ではアニメーション的な見どころもあったとは思えないし、何より主人公周辺にこれぞと注目するようなキャラクターもいなかったので、個人的にはひたすらに「……?」というアニメだった。なんで月に行った瑚太朗は元の姿に?ヒロインズはすべり台に送られるために月へ行ったのかい?
 このクールには「問題発生&それを解決して次の場所へ」というザ・王道展開を重ねた上に、ラストでそれをフルに活かして大団円に着地した「けものフレンズ」っていうやつがいましてね。「あんなの普通のことしかやってない」っていうけど、「だが、それがいい」し「そういうのでいいんだよ」ってことだと思いますけど。

キングコング:髑髏島の巨神(Kong: Skull Island、2017)

 スカル・クローラーの頭蓋骨を見た時に「使徒かよ!」と思ったら本当に使徒オマージュだった。そんなん草生える。そんな使徒モドキに手負いで戦いながらしっかり勝つコングさんカッケーっす。トム・ヒドルストンが主役なのにいうほど目立たず、「主役はオレだ」といわんばかりの大活躍。造形も大きさも絶妙。