ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#24 巡り咲く花へ<終>

 山で暮らすキャシャーンたちの静かな生活はようやく待ちに待った"普通の"生活。そんな中に訪れるオージとリューズの滅び。キャシャーンとまるで恋人みたいな晩年を過ごしたリューズに、リンゴのためだけに生きたオージは、それぞれに幸せに滅びを迎えたんじゃないかな。
 そしてキャシャーンとブライキング・ボス最後の戦い。帽子を被って戦うボスは旧作ファンへのサービスか。

総評

 どこまでも重たく救われないような話ばかり。その作風を活かしてブライキング・ボスなどは非常に重みのある、かつてロボットたちの長として君臨した風格を漂わせるキャラクターになっていたが、アニメを見るものからすればしんどくて耐えられないぜ。

#22 小さな手のひら

 人形と少女はいつかまた再会できると約束して光の中へ消え、そして朋也は渚の手を握りしめて目を覚ました。
 すみません、今までの感動を全部返して下さい。パラレルだか夢だか知らないが、今まで見せてきたのは何だったのか。ハッピーエンドが悪いんじゃなく、全く消化できないオチにしたことが許せません。渚と朋也が時も場所も越えて再会した関係で、その再会こそ喜ぶべきことだったというのは全然構わないんだけれど、ここ何話か見せられてきたのは何だったのかって気分に……。
 あと残っている2話分は番外編だから、そういうの関係なさそう。

#23 砂漠の鼠

 砂漠の惑星バルガシュに追い詰められたヒューリック。ヒューリックの姿を見たら反タイタニアの人間としては思わず盛り上がってしまう気持ちも分かるけれど、追われる身であることも察しようよ。

#24 オネストオールドマン

 タイタニアの特務艦と渡り合い、そして沈んだ「正直じいさん号」。もしこの船がなければヒューリックはもっと早く捕まりあっさり処刑されていたかも知れないんだから、その功績は計り知れないよ。
 圧倒的な戦力を持ちながら白兵戦に持ち込み自ら出撃しようとするザーリッシュ卿。普通の相手には豪胆に見えてしまうので圧倒されるのだろうけれど、窮鼠猫を噛むとも言うぜ。