佐助が術で家康の心に潜る。父親を家臣に討たれたり、妻と長男に死を与えるしかなくなったり、振り返るとなかなか波瀾万丈の人生を送ってきているな。だが、誰だってそういう心は持ち合わせているはず。情をかけていては眞田家が危ういぞ。しかし、家康の夢の中はもっとじっくり描いて欲しかった。もっと家康を描くことで十勇士が引き立つところのはず。
才蔵はよくも佐助を背負って手練れから逃げられたわ、さすが百地三太夫の直弟子。
#02 まだ明け初めし前髪の/ティファニーで装飾を/新しくない人よ 目覚めよ
Aパートは実況キラーとして用意されたのか、セリフが全て適当で字幕も内容と全然違うという(いい意味で)ひどい有様。そこにスクール水着まで投入するなんて、画面から目が離せないことったら。
#14 再会の章<新>
あの地味な百合アニメの続編がようやく登場、話数は通し番号が振られている。関西では地上波放送無しってのはどういうことだい。
グリーダムの首都・フリージアでそれぞれの目的のために別れたリタとティナが再び一緒に旅に出る。訴状は届ければひとまずおしまいだが、ティナの仇・死神蜂の男はほとんどノーヒントだったから、今回はこれの解決が主軸になるかな。改めてみると峰打ちショットって笑えるなぁ。
#12 秘密<終>
「眞田十勇士の伝説はここに始まる!」ってどこの打ち切り漫画ですか。まあ実質打ち切り状態のアニメだけれど。
忍者同士の戦いは派手なものではないから、せっかくの戦闘シーンがあまり盛り上がらないな。半三をもうちょっと魅力的に描いて欲しかった。
なんとかここまでに十勇士のうち8人が仲間になり、筧十蔵は菊亭晴季からの使者としてちょくちょく顔を出し、ラストで由利鎌之助も出して勢揃い。ここからが面白いところなのでは…。
この続き1クール分は間を空けて放送予定だが、凍結状態。全員の活躍が見られるのはこの先だからなんとか制作して放送して欲しい。
大河時代劇と銘打つだけありスケールは壮大で、関ヶ原合戦は見応えがあった。だが、やはり今の時代にはちょっと厳しいというか、NHKならなんとかしたかもしれないが、商業的成功を得られる作品ではないなぁ。全体的に漂う残念感、実にもったいない。
結界師 #49 哀しき妖花
藍緋回。なんだ、一緒に暮らしていた男の姿に似せて皮を作ったりしてかなり人間に思い入れあるんじゃないか。火黒にはさすがに勝てないわな…。
#01 食【しょく】<新>
実況で見て、さらに確認のためにもう1回見てみた。ネウロアニメ化という期待度に対する完成度としては微妙なところがある。ドーピングコンソメスープをアニメーションで見られたのはよかったが、キャスティングの微妙な違和感が今後どうなるのか。慣れる前に切る人が多くなりそう。謎がしょぼいとかトリックがおかしいというのは原作で推理モノじゃないと言われているわけなので、視聴者側で納得する必要があるか。
第1話はツカミのためにDCSにしたんだろうけれど、原作ファンはともかく初見にアレはきつい気がした。…でも、ヤコの父親殺害事件からスタートするのもアレだしな。
#41 シティー戦争 パート2
フット団はフットソルジャーが集まったもので、ハンとかいう巨漢がいるのがパープル・ドラゴン、ギャングにはストックマン博士がいて、元シュレッダー配下の派閥抗争みたいになっているわけだが、これがバラバラになってるうちに各個撃破するのがベストじゃないかなぁ。
ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
Yahoo!のオンライン試写抽選を当てたので視聴。原作は滝本竜彦、未読。とにかくこっ恥ずかしい青春中二病映画。チェーンソー男と戦う美少女と偶然出逢う平凡主人公ってもうどこのエロゲかって話で、その美少女・絵理に主人公・陽介がまといつきながら仲良くなっていく様子は滝本作品だからか陽介の妄想としか思えなかった。世のちょっと落ちこぼれた高校生の描く理想の学園生活が実現すればこうかなぁ、というのはよく描けている。チェーンソー男が何者なのか、なぜ戦っているのかは劇中で語られたとおり大して意味のないことなんだろうし、成長物語としてはこれで十分なのだろうなぁ。渡辺役の浅利陽介と先生役の板尾創路の存在感はなかなかのものだった。
1月19日から公開らしいですが、キャストのファンか滝本作品のあの雰囲気が好きな人以外は劇場に行く必要はないと思う。これに1800円は無理。