ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

スイス・アーミー・マン(Swiss Army Man、2016)

 無人島に流れ着いて死ぬしかないと思っていた男が、同じく流れ着いた死体を「オナラ」駆動のジェットスキーとして使い島を脱出。それ以外にもマルチツールとして使えることに気付き、なんとか故郷への生還を目指す。……と見せかけて、陰キャの主人公がなぜ故郷を捨てようとしたのかをほじくりかえしていく。
 予告編を見て、あまりにもワケがわからん一方でなんだか面白そうだったので観に行ったのだが、感想も「なんだかワケが分からんが、面白いからとにかくよし」ぐらいのもので。タイトルの「スイス・アーミー・マン」は、死体がスイスアーミーナイフみたいにいろいろな機能があることになぞらえたもの。機能がどんどん出てくるたびに「え?は?」と驚かされるやら呆れるやら。夢か現実かもよくわからないまま進んでいくし、最後までそこはふわふわしているが、ハマると面白い。