ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

ラ・ラ・ランド(LA LA LAND、2016)

 女優の卵・ミアはジャズバーでピアニストのセブと出会い、やがて親しくなっていく。しかし生活は苦しく、売れ線を狙うバンドのために弾きたくない曲を弾くセブと女優としてのチャンスをつかめないミアとの間には溝が生まれる。そんな中で行われたミアの一人芝居には客が集まらず、ミアは完全に女優を諦めて田舎へ帰るが、キャスティング担当者の目に留まったことでとうとうミアはオーディションのチャンスを手に入れる。
 ミア役エマ・ストーンの前向きなかわいさと、セブ役ライアン・ゴズリングの「主人の周りを喜んで跳ね回る子犬」感がとてもいい。ミュージカル部分は歌もダンスもかなり良いのでそれだけでOK。ラストは……そりゃあ、セブとミアには幸せな未来を掴んで欲しかったけれど、必ずしも2人で一緒に歩んでいくことが幸せとも限らない。「トゥルーエンド」ではなくても、2人とも成功をおさめた「ハッピーエンド」ということで。