ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

黒子のバスケ ウインターカップ総集編〜扉の向こう〜(2016)

 ウインターカップ準決勝は赤司の洛山高校が緑間の秀徳高校を破る。そして決勝は誠凛と洛山の戦いに。
 赤司の能力はわずかなきっかけから相手の動作を先読みする「天帝の眼」。中学時代、紫原との1on1に負けそうになって以来、勝つことだけに執着した人格が前に出ていた赤司は、火神の力で久々に人の前に屈し、本来の自分を取り戻す。しかし、「天帝の眼」の真の力まで発揮したものの、ゾーンを越えた火神の力(仲間パワー)に敗れ去る。
 新型黒子こと黛くんにはワロタ。ちらちらと、黒子っぽいのおるよなーと思ってたの。ミスディレクションは黒子並みで、その他の能力はすべて黒子以上なので、黒子を「旧型」呼ばわりするのだが、結局はその力ゆえに黒子よりも目立ってしまって、前戦までで注目を浴び能力を失っていた黒子の復活を呼ぶ役回り。うーん……そこって、赤司とかチームメイトが「おまえ黒子役なんだからあんまり目立っちゃダメよ」と注意したりしないの?なんで決勝戦序盤で黒子のミスディレクションが効いてなかったか考えれば、予防策はありそうなのだが。
 黒子たちがワンダーパワーを発揮して勝利するのは「でしょうね」って感じなのでいいんだけど、第4クォーターだけで30ポイント近く取ってません?赤司がずっと出てたのにも関わらず、そんなに取れますか。赤司が途中でゾーンに入って、さらに「洛山全員ゾーン状態」もあったのに、負けますか。不思議だなあ。
 洛山のオネエが使っていた「4点プレイ」を利用しての逆転は良かった。残り4秒の逆転も熱い。でも、そこで赤司が黒子を止めにいっちゃうんだ。黒子ってそこまでシュートうまくなかった記憶があって、それなら他4人の誰でもよくて、赤司は火神をマークしているべきではないのかなーって思ったのだが……そこが、黒子に執着しちゃう赤司の弱みなのかもしれないけれど、それならそれでもっと赤司が「黒子黒子黒子黒子」つってヤンデレぐらいで描かれてもよかったのに。
 「『赤司は天帝の眼を使うから強い』ではない、『赤司が天帝の眼を使うから強い』」というのは良かったです。