ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

劇場上映 ゴーゴー日本アニメ(ーター)見本市(2016)

 「機動警察パトレイバーREBOOT」のほか、日本アニメ(ーター)見本市サードシーズン作品の抜粋上映。各作品は置いておいても、押井守を抜いた上で出渕裕伊藤和典ゆうきまさみが集まり、そこに吉浦康裕を入れて完成したパトレイバーREBOOTは語らねばならない。
 いいところは、パトレイバーが見事に(期待通りに)現代に甦ったということ。音楽が川井憲次が担当していて、エンドロールに入った瞬間にゾクゾクさせられたこと。あれ?と思ったのは、長さが8分と短かったことと、ストーリーが劇パト冒頭部にあった「下町に現れた暴走レイバーをパトレイバーが鎮圧する」の焼き直しっぽいものだったこと。企画として声優は山寺宏一林原めぐみのみという縛りがあるから、特車二課メンバーが入れ替わっていること自体は納得だが、こう……自分の中でのパトレイバーへの期待のハードルって、存外に高かったんだなと驚いた。今回のREBOOTのBDは鑑賞前に買ったぐらいには期待した上で見ていたけれど、自分で思っていた以上に、ということで。その特典の絵コンテで、1号機操縦担当の男性キャラが「千川」となっていて「うぉぉい!」と驚く。おいおい鉄腕バーディーか。舞台挨拶を見る感じ、テレビシリーズが決まっているわけではなさそうだが、それもまた見てみたい。
 一方で、実写版パトレイバーに関係者一同「寝耳に水だ」とやーやー言ってたけど、あれもまた個人的にはすごく気に入っているので、いつか2つのパトレイバーが交わればいいなぁと思う気持ちも……。