ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

スーサイド・ショップ(Le magasin des suicides、2012)

 @テアトル梅田 シアター2
 自殺が禁じられた世界で、自殺用品を取り扱う店を営むトゥヴァシュ一家。しかし陽気な末っ子・アランが誕生し、どんな妨害にもめげずに明るく育つアランの影響で家族は少しずつ変わっていく。わりとミュージカルなアニメで、パンフレットにもあるけど、姉・マリリンが生きる喜びを見つけて、それが性に直結するフランス的な表現が出てくるけれど、たぶん日本だとこういう作品は出てこないなぁ。マリリンみたいなキャラクターを描くこと自体がないですしー。
 原作ではこの陽気なアランは結局死んでしまうのだそうで、原作者は大量の苦情のお手紙をもらったのだそうだ。わかる……どうにもならなさそうな話を助けてくれるのがアランなんだもの。