@T・JOY京都 シアター5
キービジュアルが出た時点では「ネギま圧勝wwwハヤテ涙目www」「マングローブ、マジでオワタ。シナジーSP帰ってきて」と言われていたぐらいなのに、ふたを開けてみるとこちらが映像的にも脚本的にも大当たり。ナギのような非常にわがままなキャラクターをあれだけ長時間出しておいて、さほどの不快感もなく見終えられたというのはすごいことだ。最初、ちょっとだけ「ハヤテの髪の毛の量がおおすぎはしないか?」と思ったけれど、本当にツッコみたくなったのはそこぐらいで、あとは黙って見ていた。
ただでさえ多ヒロイン作品で、ナギはもちろん人気の高いヒナギクのほか、生徒会3人娘に歩、カユラ、マリアさん、さらに咲夜に伊澄(メインパートには出番がなかったがワタル、サキ、雪路らも顔を出している)と、動かさなければならないキャラクターがこれほどたくさんいるのに、ワタル&サキをのぞけば十分な出番が与えられていて、しかもストーリーにちゃんと噛んでいるというのはエライですよ。脚本・小林靖子か、そりゃ何も言うことないわ。
映画の来場者特典が両方残っていたけれど、入場時配布なのでよく考えずに「じゃあ、ハヤテで」と言ってしまったけれど、結果オーライだよ。
ちなみに小森秀人監督はこれが初監督作品ということになるっぽい。……すごいな!誰かも書いていたが、上映がネギま→ハヤテの順番で命拾いしたな。