ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#05 野球やりたい

 自分が好機にフライを打ち上げてしまったことを三橋に謝る花井だったが、三橋は自分がバントを失敗したことを気にしてるためしどろもどろに。思わず大声を出してしまう花井。次の回を3球で抑え、グラウンド整備のときに改めて三橋と話す花井。話が食い違う花井と三橋だったが、三橋は田島も花井も沖も投手をやることができ、花井は球速が速く沖は左という特徴があって、もし本気を出したら自分よりもすごいだろう、でも自分はそれでも1番をもらうために頑張るとなんとか説明する。それを聞いた花井は、チームとしては三橋をエースだと考えていても、三橋は花井や沖がライバルなのだと思っているのだと感じ、自分も田島をライバルとして戦っていて、それでいいのだと気付く。次の回、崎玉バッテリーはここまで2安打で得点にからんでいる3番の泉を敬遠し、ノーヒットの4番花井で勝負をかける。自分の評価が泉よりも下だとわかった花井は、誰も彼もが競争相手かと思うが、だがそれなら誰が田島と競うのかということに思い当たる。
 田島が4番から抜けた崎玉との試合は、モモカンの狙い通り花井の成長に大きく役立っている。と同時に、心情をほとんど自分の中で完結させてしまう三橋が、投手のライバルとして花井や沖を意識しているということを直接花井に告げたのは大きい気がする。もともとマウンドへの執着心が強い三橋だけれど、エースだけは譲りたくないという気持ちが揺るがないのはいいこと。