ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

追憶(原題:The Way We Were、1973)

 1937年春、学生運動家ケイティは、活動の傍ら授業課題の短編小説を仕上げる。自信を持っていた彼女だったが、教授が表彰したのはハベルだった。大学での二人の縁はその創作クラスで一緒だったというぐらいだったが、二人は第2次世界大戦中のニューヨークで再会する。ケイティは活動を続け、ハベルはニューヨークに戻るたび彼女の元へ通うようになり、やがて除隊したハベルはケイティと結婚する。ケイティの助言を受けつつハベルは小説を書き続け、やがてハリウッドでの映画化の話が出る。反対するケイティを説き伏せ、二人はハリウッドに居を移す。しかし、ハリウッドにアカ狩りの波が押し寄せ、ケイティは再び活動を開始する。やがてケイティは子どもを授かるが、ハベルは学生時代の恋人とよりを戻す。子どもを生んだあと二人は別れ、1950年代のニューヨークで二人は再会する。
 人生いろいろだなぁとはもちろん感じるけれど、やっぱり思想信条の違う人間と一生付き合っていくことは無理だよねぇ……。「愛し合う二人が、それぞれの事情から別れを余儀なくされる、大人の映画」だというけれど…。