惨劇に遭遇してしまった博士だが、翌日に現場に行ってみるとその痕跡は全くなかった。かなめから、都市伝説として人を襲う化け物の話を聞いた博士は、事件との関連を考え、真相究明を手伝ってくれるように頼むが、その様子を眠が本棚の陰で聞いていた。一方、一誠はとうとう病気を発症、ゴミ捨てに出た博士に襲いかかる。間一髪、一誠の後輩・まさみが通りかかってそちらに気を取られたことで博士は逃げ出すことに成功するが、一誠は処刑されてしまう。
一誠は博士をどうにかしようと思えばできたはずなのに、まさみに気を取られた理由は一瞬正気に戻ったからなのか、それとも因子を残すことを優先したのか。
発症したら処分されるのがこの町の掟。