豹馬の「不戦の約定が破られたのではないか」という仮説の真偽を確かめるため、甲賀の如月左衛門と霞刑部が伊賀に向かうが、その途上で巻物を奪われ伊賀に戻る途中の夜叉丸と出会い、天膳の声色を使って夜叉丸から不戦の約定が解かれたという真実を聞き出す。一方、伊賀の動きを探るべく動いていたお胡夷は天膳らと遭遇、捕らえられてしまう。
甲賀が弾正、将監、地虫、丈助とどんどん数を減らしているのに対し、伊賀で死んだのは最初に弾正と相討ちになったお幻のみ。そろそろ甲賀が巻き返すだろうと思っていたら、いいところを見せられなかった夜叉丸がその犠牲に…。残念な子だ。
