ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#26 浮上する未来<終>

 すべての思い出を綾凪市の家に押し込んで、慎は無事合格した大学へ、洵は寮へ。
 くじらと一つになろうとするアヤネ、九條とのちょっとした戦いはあったんだけれど、クライマックスの戦闘という感じはなかったな。エピソード的に#21 残刻#22 依り代、そして叶鳴の死ぬ#23 絆を抱いてで盛り上がりきってしまった印象があって、最後は印象の薄いオチだった。
 AYAKASHIと同時期に始まって、こちらがいいペルソナバトルを見せていたためにあちらがかわいそうなことになっていた。まさか、黒幕の狙いがペルソナを全部はがして持って行くという同一ネタになるとは。同じような素材でも料理の仕方で全然違う出来だなぁと実感。キャラクターデザインとかはけっこう好みで、ストーリーもどうなるのか気になるものではあったが、終わってみるとなんかこう、疲れた。諒が行方不明になって以降がちょっと不振かなあ。
 MVPは沢城みゆきだな。同じ体に宿る洵と結祈をまったく違和感なく演じ分けて見せたその力には脱帽です。