ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

番外編 夏休みの出来事<終>

 告白はしたけれど手も握らず何も関係が進展していなかった岡崎と渚。芽衣のかなりおせっかいな作戦はあったけれど、なんとか一歩前進かな。

総括

 原作は未プレイだから見当外れなことを書いている可能性もあるけれど気にしない。
 ゲーム原作でヒロインいっぱいだと各ヒロインルートごとにエピソードを分けるか、無理矢理つじつまをあわせて一本にするかどちらかになるというのは毎回こういう作品のときに書いているが、そんな中でも「CLANNAD -クラナド-」はうまくまとめてきた方だと思う。どうしても誰かとくっつく以上、他のヒロインは岡崎とはくっつかない、すなわちバッドエンドを迎えているわけだけれど、途中で岡崎の気持ちが渚に向いていることを知って諦める過程などしっかり積み重ねられていた。いわゆる、サブヒロイン攻略中はメインヒロインが空気だけれど、最後にはやっぱりメインに帰ってくるよーというTo Heart的な都合の良さではなく、たとえことみ編でもことみのために働きながらもやはり渚を大事にしているような感じが伝わってくる作りになっていた。
 ギャグ面では春原を配置したことで問題はなにもなし。後半で岡崎が春原を評して「主役になれないタイプだ」と言っているとおり、こういう作品では必須のテンプレ親友キャラだけれど、阪口大助の熱演もあって非常に感情移入しやすいキャラクターになっていた。どう考えても岡崎のポジションにつくことは不可能だけれど、せめて春原…みたいな。