ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#22 明日へ<終>

 旅館の駒から採取された指紋と殺人現場に残された駒から採取された指紋が一致、そしてマニキュアから採取された指紋も一致して物証も固まった。対局は「詰めろ」から羽仁の攻めを凌ぎきった紫音が勝利。殺人も含め、この対局に至るまでの事情を吐露した羽仁だが、その自分勝手さには呆れた。紫音の才能を認めながらも早世した山村がすべての原因になっていたなんて気付かないわ…。
 紫音はトーナメントで優勝して四段を得てラストは五段に、歩は安岡門下となってプロ棋士になり、沙織は女流名人まで上り詰めて奨励会入り。3人は再び同じ土俵で戦うことになるわけか。
 最初はあまりの地味さにどうしようかと嘆いたが、動き自体が少なくても面白いアニメはできるということがよくわかった。サスペンスとしても、まさかちゃんと物証を固めて犯人を逮捕するところまでやるとは思わなかったので、そのへんも意外だった。