ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#24 葵〜あおい〜<終>

 二人が駆け落ちせず、ちゃんと話をしに来ただけ良かったじゃないか。オヤジからすればそんな理屈では到底納得できないところだけれど、娘のためならと苦渋の決断。娘はいつか旅立つものよ…。
 薫と葵が桜庭館に帰ってきていつもの光景がまた始まる。ちかが加わったから、もっと騒々しいかな。
 ラブコメといえば主人公が移り気でヒロインがヤキモチをやいたり、あるいは照れ隠しでつんとした態度を取って他のヒロインに…なんてのがあるけれど、薫と葵の場合はかなり早いうちに相思相愛の図式ができていて、葵がときどきどうしようもなくなって薫に気持ちをぶつけたりしたものの、気持ちが揺るぐことなく、安心して見られる作品だった。ヒロインを横取りしに来るようなキャラもいなかったので、それもよかったかな。
 キャラクター多めのハーレム展開にしては特定のキャラが嫌いになることもなかった。案外丁寧に描かれていたからかな?土曜の昼下がりにまったり見るのにちょうどよかった。