ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

名探偵ポワロ

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/poirot/index.html
 先週のことだが、阪神が負け続けたため毎日これを見ていた。「ナイルに死す」は阪神勝利のため後半しか見ていないが、他は全編視聴。やっぱりポワロは(というかミステリ)はいい。2時間サスペンスみたいに、冒頭15分でなんとなく想像した殺しの理由が正解だったりしない(しょうもない理由だが)。今回のシリーズはヘイスティングスが出てこなかったのがちと寂しい。
 「杉の柩」はこのシリーズにしては珍しい始まり方で、傍聴席に座るポワロから。大体は事件現場に向かうところか、これから惨劇の起きるところへ移動してるからなぁ。事件は中盤からはなんとなく読めてくるのだが、ラストの危機一髪はポワロらしさ全開でたまらん。
 「五匹の子豚」、これはやられた。真犯人を読み切ることができなかった。確かにちゃんと全部提示されてたんだけど、それが後で活きてくるとは思わなかった。お見事。犯人を暴いて依頼解決だが、裁きにはかけられないのか?
 「ホロー荘の殺人」は上に比べるとちと落ちる。というのは、途中で強く動機が見えてしまうからだ。あれは言ってくれないとわからない事情ではあるけれど、言っちゃうと動機として強すぎませんかね。内容と関係ないが、ガーダ(ジョンの妻)役の女優さんの目が怖かった。