ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#1〜#3 先行上映版

 だってガンダムなんですよ!(意味不明)
 富野由悠季が「ガンダムをブッ壊す」みたいな意気込みで作ってきたコレ、トミノ的にはターゲットは少年少女なんよね。要するに、制作側はファーストガンダムの呪いを受けたかのような外向きじゃないわかりにくい主張を繰り返し、それをアニオタが勝手に読み解いて自己完結している世界でどうするの!ってキレてらっしゃるそうで、アニメってもっと夢を見せられるものだろう?と仰っている。ニュータイプ9月号のインタビューはすごく面白い。
 そうして見ると、なるほど、リアルロボットを壊しに来ているようにも見えるし、これぞ『リアル』ロボットだろ、とも取れる。0083では、何時間もコックピットに座ることになったコウ・ウラキが薬物を使う描写があったけど、こちらはトイレです。なるほど、メシ食う描写のあるアニメは多いが、パイロットがどうやって便意をクリアしているのかを明らかにしたロボットアニメってなかったな。
 最初にラライアが乗ってきて鹵獲されたG-セルフアイーダが乗ってきたG-セルフは別物なハズなんだけど、このあたりの描写はよくわからない。が、たぶんわりとお話的にはどうでもいい。(※機体だけカーヒルが持って行ったので同じ機体でした、どうでもよくない。)
 2014年7月期のロボットは「アルドノア・ゼロ」「白銀のアルジェヴォルン」ともに戦いは悲惨そのものだったので、活劇的な路線であることがウレシイ。なんか、「交響詩篇エウレカセブン」って最初こんな感じでワクワクしたなぁって思う。ベルリの明るさはきっと損なわれないはずだし、そうならないためにもノレドがいる。きっと大丈夫。

新劇場版 頭文字D Legend1-覚醒-(2014)

 なぜFinal Stageが作られるというこのときに改めて頭文字Dをリブートさせるのか……ちょうど原作が完結してやりやすい作品であるということ、当時と比べてレースシーンの圧倒的な迫力向上、そしてキャスト変更で今後さらに展開しやすく、なのかな。
 ストーリーは高橋啓介が秋名で誰が乗っているのか不明のハチロクにぶっちぎられて、関東最速プロジェクト始動の地として赤城レッドサンズごと秋名に乗り込んできてハチロクとの再戦を要求、そして拓海とバトルするところまで。対戦相手が「あの高橋兄弟の高橋啓介」なので面白くてしょうがない。「電車でD」だって複線ドリフトが一番面白かったわけで(何か違う)
 キャスト変更には大きくワーワー言うところはないものの、藤原文太に関して「若すぎる」のツッコミが入るのはやむなしだなぁと思う。しかし18年前には石塚運昇も40代だったわけで、今の平田広明よりは若いんだけどね。実年齢どうこうより、声質が大きい。
 Legend2が妙義ナイトキッズ戦だとして、三部作完結編は何にするんだろう。インパクトブルーを出すと落ちないよね。エンペラー戦?なんかそれもなぁ……。(※わりとガチで高橋涼介を忘れていました)