ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

人間失格 (2010)

 議員の父を持つ資産家の息子・大庭葉蔵(演:生田斗真)。どうにも人と馴染めない彼は”道化”を演じて生きていた。高等学校に入るとともに上京した葉蔵はだんだんと酒におぼれ、また、女性にも不自由せず堕落した生活を送る。そんな中、カフェの女給・常子(演:寺島しのぶ)と自分が似ていると感じた葉蔵はともに鎌倉の海に入水するが、一人助かってしまう。どんな女とも長続きしない葉蔵は、やがて人を疑わないたばこ屋の娘・良子(演:石原さとみ)に惹かれ、結婚する。良子との日々の中で人間らしさを取り戻す葉蔵だったが、そんな日常も破綻を迎える……。
 もともと「人間失格」なんて映像化するのにそんなに向いているとは思えないんだけれど、本作は中原中也(演:森田剛)を絡めてきた以外はかなり忠実な映像化だと言っていいと思う。「青い文学シリーズ」を観たあとだから「そこはもっと女性との関係をしっかり描かないとダメだろう」と思ったんだけれど、改めて原作を読み直すと直接女性との交渉を示すような場面は一切なくて、アニメの演出が独自のものだったと気付かされた。でも、やっぱり葉蔵が女道楽であるというのなら、最初の常子とのことこそしっかり描かねばならなかったと思うなぁ。良子が階下で犯されていたシーンにしても、男の声だけで良子が映ったのは事後だけだし……。頑張ってるのは寿(演:室井滋)と鉄(演:三田佳子)って、どんだけババ専映画だよ。あれか、若い子とジャニーズの絡みは女性ファンの不興を買うからダメなのか。三田佳子ならOKなのか。

#01 ユニコーンの日

 工業コロニー「インダストリアル7」にあるアナハイム工専に通う少年バナージ・リンクスはある日偶然にオードリー・バーンという謎の少女と出会う。ビスト財団当主と会おうとする彼女に、日常へのズレを感じていたバナージは興味を持ってフォローするが、カーディアス・ビストのもとに着くとオードリーはバナージに元の生活に戻るよう告げる。カーディアスはオードリーらの組織に「ラプラスの箱」の鍵を渡すつもりだったが、オードリーはそれを白紙に戻すため直接交渉に赴いていたのだ。この取引を察知した連邦政府アナハイムは軍を動かし、インダストリアル7で戦闘が発生する。バナージは友人らを助けつつもオードリーが気になりカーディアスの館へ向かうが、オードリーはすでにおらず、代わりにカーディアスからモビルスーツと自分の出自を明かされる……。
 ユニコーンガンダムはテストの様子と起動・デストロイモードへの変身を見せてくれるが、あくまで顔見せで、MS戦は連邦軍とマリーダ搭乗のクシャトリヤとの戦闘が中心に描かれている。しかし、ミネバ様は見目麗しく成長なさったものだ……。あっさり連邦側に保護されてしまって困ったものです。
 episode2以降は劇場公開あるんだろうか。もしこれ全6話をプレミアレビューするのなら毎回足を運ぶなぁ……。