ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

#06 三匹の妖怪!飛影・蔵馬・剛鬼

 学校のいざこざを乗り切った幽助は、コエンマから霊界探偵として地獄から3つの秘宝を盗み出した飛影、蔵馬、剛鬼を捕らえるよう言いつかる。
 七つ道具はもし探偵編が長引いたらいろいろ活用する予定もあったのかもしれないが、残念ながらこのあとすぐにバトル展開へ移行するため、探偵的な仕事は続かない。
 「伊達にあの世は見てねえぜ」は、幽助が復活したからこその決めゼリフになったんですな。ぼーっと見てたから覚えてないが、たぶん初使用はここの次回予告。本編では言ったことがないセリフというのは有名な話。そして霊丸もこの回、岩本に放ったのが初。まだ1日1発制限があります。

#05 幽助復活!新たなる使命

 コエンマから復活を認められた幽助、蛍子から生体エネルギーをもらって復活。そして、霊界探偵としての仕事を始めることに。
 復活のくだりだけで1話引っぱってもおかしくないが、Aパートで復活させて、Bパートで次のエピソードに突っ込むというテンポの良さ。さくさく。

#04 熱き炎!恋人のきずな

 幽助が本当に生き返るに値するか、コエンマは霊界調査員・さやかを幽助の元に送りこむ。原作では単発エピソードで登場した幽霊少女だが、アニメ化にあたってエピソードが削られたので、やや設定が変えられている。幽助のことを気に入っていたけれど螢子との仲には割り込めない……というベタな関係が好きだったので、ちょっとあっさりになったのは残念。ちなみに、たしか原作では「大事なものを失う」的な発言で、実は螢子の髪の毛だったオチだったのに、「生き返れなくなる」と言っちゃったらいかんよなー。
 桑原の蛍子への呼びかけ方は「螢子ちゃん」呼びではなく、原作に合わせた「雪村」呼びがよかったのではなかろうかとこの時点では思うのだが、あとまで進むと桑原のキャラクターの変化も相まってむしろ「雪村」呼びだと合わないだろうなぁと思わせるようになるのだから、千葉繁の作り出す雰囲気ってすごい。

#02 霊界のコエンマ!復活への試練

 地獄へ連れて行かれた幽助がコエンマから「卵」を授かり、復活への道を繋ぐ。螢子は幼なじみ属性持ちの中でも最強クラスのヒロインの部類だと思うが、そういうベタなところが冨樫義博としてはあんまり気に入らなかったのか、「1番嫌いなキャラ」なのだそうだ。

#01 死んだらオドロいた

 本放送は1992年10月〜1995年1月(全112話)。阿部監督はこれが監督デビュー作。その後、ジャンプ作品のアニメ化作品では「NINKU-忍空-」「みどりのマキバオー」「BLEACH」「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」を担当。ここ30年ぐらい監督業をやってるってことですな。
 本編は、幽助がタバコを吸うシーンがお菓子に置き換えられているほかは、わりと原作通り。しかし佐々木望が若い!脳内でも幽助の声は高めのイメージで覚えていたが、それをさらに上回ってくる高さ。
 ぼたんも、もっと落ち着いた声だったイメージだったのに、妙に甲高い。第1話だからまだ役の声が固まりきってないのもあるし、こちらのイメージが後半で固定されているのもあるのかも。ちなみに、深雪さなえは「機甲創世記モスピーダ」のミント役。次回予告で聞けるあの特徴的な声。マジかー。
 そんな中、変わらないのが桑原=千葉繁。癒やしだ。この後も、桑原が千葉繁で良かったと思うシーンが多々出てくる、絶妙の配役。