ヨタ話

無名アニ関民のアニメ&映画ライフログ

アイヒマンを追え!ナチスが最も畏れた男(2015)

 戦後、アルゼンチンに逃れたアドルフ・アイヒマンをなんとか探し出して自国で裁きたいと考えるフリッツ・バウアー検事長だが、ドイツの当局の中にはナチス崩れも多く、アイヒマンに真実を語られることは都合がよくなかった。そのため、バウアーは周囲に足を引っ張られ、孤軍奮闘することになる。
 バウアーと同じく同性愛的指向を見せる部下カールは創作の人物。結局、カールのスキャンダルもあってバウアーはアイヒマンを自分で裁くことができず、イスラエルに委ねることになるが、史実でもバウアーがアイヒマンを裁けなかったのは、単純に周囲の反発のせいなのだろうか?